コラブロ16 「今を生きる」
今週のお題は、yypjtさんからの「今を生きる」
http://d.hatena.ne.jp/yypjt/20120516/p1
大分前、ロビンウィリアムズ主演のタイトルに「今を生きる」がありましたね。詳細は、もう覚えていませんが、心に残る映画でした。日本でも管理教育が厳しい時期で、まだ学ランなんてのがあり裾丈やタック数制限。他にも髪型や前髪の長さも決まっていました。ある学校で、朝の登校管理に行き過ぎが有って、正門に挟まれて圧死した生徒がいたことも記憶として残っています.あの頃なんて言うほど昔になってしまったのでしょうか。
さて、「今を生きる」です。
私は少し前から反芻している言葉が有ります。「不安定であることが当たり前。」ある時ふと気づき、またほぼ同じ時期に友人が同じことを話してくれて、私の中に定着しました。
私の世代は、学生時代は線路の上、社会人に入ると失われた10年と言われる時期にあたります。私も常に将来への不安や焦りがついて回っていると感じています。今もそうですし、恐らく今後も変わらないと思います。
しかし、その不安な気持ちをよそにして、世の中は非常に混迷な時代に入りました。世界規模で起こっていることですから、逃げようありません。日本の経済停滞や政治的社会的な諸々の瓦解はどうにもとまりません。中国が経済成長著しかったのは、ほんの少し前までで、既に緩やかな成長に移行しています。勿論、これから勃興してくる市場もありますが、不安定要素の多い成長になることが示唆されています。
そうです、「不安」な時代なんです。
まあでもね、そんなこと言ってても先に進まないと思いませんか?この先、本当に何が起こるか分かりません。けれど、軌道修正しながら良い方向へ向けて行くことは出来ます。そしてそれをすることでしか、生きて行くことは出来ないんですね。
「不安」は「不安」として許容して、その上に作って行くことが大切です。
yypjtさんの「今を生きる。」
確かにね。
生きるしかありません。