ドラッカーの言葉

 手に取ったのは現代の経営でした。立ち寄った近所の図書館の書棚でです。この本は、ドラッカー書籍の中でも基本中の基本と言われる代表作で、以前より読みたいなと思っていましたが、ズルズルとが毎度毎度のことでした。しかし、今回は表紙を開く事ができました。

 

 

 この本の前書きでドラッカーは、“本書は企業を三つの次元で捉えた。”と始めます。

 

  “第一に自らの外部、すなわち顧客のため成果を生み出す経済的な機関としてとらえた。第二に、人を雇用し、育成し、報酬を与え、彼らを生産的な存在とするための機関、したがって統治能力と価値体系を持ち、権限と責任の関係を規定する社会的機関としてとらえた。第三に、社会とコミュニケーションに根ざすがゆえに交易を考えるべき公的機関としてとらえた。”

 

 <P・F・ドラッカー 現代の経営 まえがき より>

 

 

 現代の経営は、マネジメントをする人の為に書かれた本かと思います。しかし、今の様な変化の激しい世の中では誰もが、心に刻んでおかなければ行けない言葉だと思いました。