コラブロ15 「握手」

 昨日、いつもの連れと飲みに行ってきました。

 上海の松江区と言うのは、郊外の割に日本料理店が多いところです。松東路と普照路に集中しているので、もし来られた際には立ち寄ってみては如何でしょうか。


 さて、お題の「握手」ですが、これはいつも気にかけていることの一つです。昨日は、訳が有って、あえて連れと握手をしました。


 おかしな感じでしょ?
 付き合いも10年近くなる友人と握手を試みたのです。その時のことの次第を、ちょっとご紹介したいと思います。


 この友人とは、仕事を一緒にしています。私が担当させて頂いているのは、営業補佐的な仕事です。友人の会社は、まだそれほど大きくないため、営業人員にまで手を広げられません。そこで、営業をどう進めるか、進捗管理、将来的な営業体制の構築などをサポートさせて頂いています。



 昨日は、私の紹介を友人に頼んだのです。


 もし、彼の営業活動中にその方法等を聞かれた際に、あえて私の名前を出してほしいとお願いしました。日本食料理店に入って、いきなり頼んだ訳ではありません。まずは、ビールで乾杯しました。そして、ちょっとだけ世間話。(あまり長くすると酔っぱらってしまうため:笑)。そして、おもむろに、私の営業補佐的な仕事が彼の会社にとって役にたっているか訪ねました。「非常に」と回答を得ることが出来ました。好感触を得られたので、自分のオフィシャルサイトを立ち上げるつもりが有る話や造伍のプロジェクトなどの話をしながら、紹介のうねりを作りたい話をします。彼も以前から考えていた、ことについて話を合わせてきました。アイディアが共有出来ました。


 そこで、一緒にやりましょうと「握手」!


 私自身にとっても友人にとっても印象が強く残ったと思います。この印象を私は作りたかった為に、故意に「握手」を探りました。そして友人も、握手をした瞬間、私のその意図が分かったため笑っておりました。

 
 人の手には神経が集中しています。握手したときの強弱、握り方、湿度、色々なものが、相手の手から伝わってきます。けっして強すぎず、けれどしっかりと手を握ることで、その瞬間を共有できるわけです。


 如何でしょう?
 あえて握手を普段のコミュニケーションに入れてみませんか?


 PS 握手をするときは、相手の目をしっかりと見つめましょう:)