去年から何度かセミナーに参加している。その傍ら、主催者が発行するメールマガジンを読むようになった。面白く為になるものもあるし、ついつい勘ぐってしまい読み流してしまうものもある。いずれにせよ残念なことに即実務に応用できるものは少ない。

さて、突然メールマガジンの話になったかと言うと、今日もいつもの様に読み眺めていると、気になることが出てきたからだ。そこには珍しく事務的な内容が記載されていた。


ここ数回は、商売をトピックに上げてブログを書いる。会社の中には、成功している会社と失敗している会社がある。そして、そのメールマガジンを発行している社長の会社は成功している。著者が書いた仕事内容は、他の会社とそう変わっていないように思えた。


と言うのも、サラリーマンとして働いていた会社の業務とさほど差が無いように思えたからだ。しかし、その会社は赤字が続いていた。忙しく、日々怒涛の様な処理に追われ、始業から終業までが昼食の時間すらない。一つ終われば、次の業務が、当然平行処理もざらだった。



仕事とはなんだろう。

会社とはなんだろう。



世の中に求められた結果の利益で会社は存続できる。その利益は、さほどのものではないだろう。ムリムラムダは、あっという間にそれを食いつぶしてしまう。


社会に求められていること。

会社と会社に属する人がそれを認識していること。

要求に答える為になにをすればよいかが明確であること。

タスクの取捨選択が常に効果的になされていること。

結果を踏まえて、次の一歩が打てていること。

ひとつの会社であること。


メールマガジンを繰り返し出てくることを箇条書きするとこんなものだろうか。基礎中の基礎、しかし出来ていないことも多い。なぜ出来ていないかを思い返す必要はないが、何をすればよいのかを考えつくし、やりつくすことは出来る。そこに差が出来るのだろう。



先の社長が書かれたメールマガジンを見返しながら、そのようなことを思った。