散歩がいい。
出不精で中々気が乗らないが、足を動かしている。次第に気持ちも乗って来る。
落ち込んでいる時や行き詰まった時などは、さらに良い。不思議と心がほぐれてくる。
前を見て足を動かし、手を軽快に振ると自然体になってしまう。頭の堂々巡りも、次第に答えに向かって進み出す。
周囲が見え、周りに人が歩いていることや、今日の空模様、鳥の鳴き声や街灯の明かりで分かる時間帯。
ほぐれた気持ちは、足を一歩先に出すと同様に心を一歩先へ引っ張ってくれる。
時間があったら歩いてみるといい。
ただし、歩く時は手に何も持たないよう忠告する。