[[今週のお題]]「20歳」

およそ20年前、あらためて時間が過ぎたことを思う。


高校を卒業し3年目に入る年。受験勉強とは名ばかりの浪人生活の真っただ中。日々とくにやることはなく、強いていけば勉強しているフリが日課。


高校時代の友人と行った成人式は雨。同じく2浪していた友人の状況を確認しつつも、受かるはずもない自分の受験に少しの焦り感じていたことを思い出す。それでも勉強はしなかった。ああ、なんて能天気だったのだろう。


20歳は暗雲垂れ込めるダークエイジ。高校時代のつれ数人と会うぐらいで、新しく人と出会うことはない。ほとんどを家の自分の部屋で過ごし、ゲームか漫画かビデオを見るといった暮らし(そう言えばネットはなかったな)。引き籠り・ニートの駆け出しの様だったと思う。


その後、ちょっと裏技を使って21歳の4月で社会復帰し現在に至る。


あのまま家から出てこれなかったらと思うと、今更ながらゾッとする。言い換えれば、20歳が自分のエッジだと思う。あそこには、戻りたくないと言う気持ちが一歩前にすすむ原動力になっている(笑