本当の進歩

2011年、大きなニュースを本当に良く耳にした。色々なところで様々なものが壊れた。年の中頃で、不謹慎にも破壊の時期だなと思ったりもした。


こんなことを考える。いつの時代でも或る一つの仕組みが飽和期を迎える。すると、それをひっくり返す様な出来事が起こされる。その変わり目が数年で終わることもあれば、数十年数百年続くこともある。日本の歴史を振り返っても同じことが繰り返されて来ている。そして恐らく繰り替えされる。


ニュースではきな臭い話も流れてくる。変わり目と言うのは、悪い方向へも良い方向へも舵がきられると言うこと。上下左右大小の何れに属する人も、ほんの少し周りに気遣って舵を切りたい。


進む為には壊す事も必要だ。しかし、いつまでも積み木を壊す様ではいけない。整理整頓に時間を費やしたい時期もある。