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#(社長≠経営者)>#(社長=経営者)

ものおもう

 オーナー企業とは、それなりに縁がある。数社で勤めさせても頂いた。お付き合いしているオーナーもいる。そして、オーナー系に勤める友人も多い。

 端的に経営者とは、ドラッカーが指摘した3つの次元を考慮出来る人物だと思う。勿論得手不得を手踏まえて、注力出来る分野に大なり小なり違いはあるはずだ。社員も自社の社長がそうであることを求めているのではないだろうか。

 しかし、多くの社長は経営に興味がないし、動的に動いてもいない。大きく2つの理由がある。1つ目は、社長の起業理由にある。強いパッションが、彼らを突き動かしている。しかし、それはドラッカーの3つの次元ではない。例えばそれは、自由にやりたい、指図されたくない、何かを作りたい、誰かと仕事をしたい、誰かを助けたい、だったりする。勿論、金を儲けたいもその一つだ。

 2つ目の理由は、忙しいことにある。資金繰り、品質不良等、社長の頭を悩ませる問題は次々に発生する。日々の業務をこなす中で、考える暇さえなく、混乱のうちに経営なんてどっかに行ってしまう

 たしかに創業者の野生のカンが活きることもある。後々考えると、社長の判断が正しかったと思わされる事も多かった。けれど、全ての社長が、永続的に会社を存続させるだけのカンを持っているとは限らない。そもそも、自転車操業である事の方が多い。
 よって誰もが、嬉しい事に誰もが会社が潰れる、或はリストラされると言う選択肢を持つことになる。特に時流が早く、変化が大きい最近では、それが顕著ではなかろうか。
 だからこそ、全ての人が経営者意識を持たなければいけない。サラリーマンとして、脱サラマンとして。世知辛い世の中、渡って行くには、経営者マインドが必須。ああ、なんて厄介な世情なんだろう。