散歩と写真と空洞化^^

 最近は、夕食後などを散歩で過ごす事が多いです。左のものは、一月ほど前の写真でしょうか。立ち枯れのすすきに、五つ星ホテル、空。近くの公園で撮りました。

 

 上海の松江新城には、かなり大きな公園が有ります。一周もすると正味1時間。散歩コースとしては適当な大きさです。最近は、暖かくなって来たこともあり、凧を上げている家族連れを多く見かけます。それ以上の数の凧の露天商も。 「凧はいらんかね?」必ず声をかけてくれます^^

 

 最近空気の汚れで問題になっている中国ですが、近くの公園のせいもあってか、松江では汚れを感じません。ただ、北京に出張している友人の話しでは、長時間野外にいると口の中がざらつくように感じるとか。PM2.5以前の問題のようにも思います--; 空気の汚れは、今に始まったことではなですよね、きっと。これを機会に空気汚染が改善されることも望んでいます。

 

 何しろ、既にこちらが生活のベースになっていますので^^;

 

 

 少しだけ、仕事のお話を。最近また日本の空洞化の話しを耳にする機会が増えました。それを聞くたびに、今更なにをと思ってしまいす。私の周りには、製造業の方々が多くいます。多くの会社は、本社に一部機能だけを残し、海外に出てしまっています。倒産する会社も多く、そこに努めていた方々が海外に出て来ています。一度海外に出ると、戻る場所はなく、やはり海外で仕事をすることになります。製造業に限定するのであれば、空洞化が進むではなく、空洞そのものではないでしょうか。まるで、風の谷のナウシカに出て来る、腐海の下に出来た結晶化した森のようですね。

 

 世の中の構造が、本当に大きく変わって来ていると実感する、今日この頃です。

 

 

  佐藤浩史